デスパーニュ / ビファス [2019] 白ワイン 辛口 750ml / フランス VIN DE FRANCE / DESPAGNE BIFACE

 BIFACE ビファス 色白ワイン 味わい辛口 ヴィンテージ品名に記載 産地フランス 原産地呼称VIN DE FRANCE 品種セミヨン50% ソーヴィニヨン・ブラン50% ALC度数12.5% 飲み頃温度7~12℃ ◆醸造 ステンレスタンク発酵、熟成。

◆商品説明 グレープフルーツなどのフレッシュな柑橘系果実や、青林檎、ハーブ、チョークなどの香り。

ほのかに苦味を伴う心地よい酸とミネラル。

ソーヴィニヨン・ブランらしい爽やかな果実味から、温度が上がるにつれセミヨンらしい厚みのある果実味が感じられるようになります。

◆生産者HPより  ある朝畑を歩いていたら、太古の昔に使われていた石器にふと遭遇したんです。

先祖が15万年前に使用していたと想像しただけでも、今まで味わったこともない壮大な気分になってしまって。

-ティボー・デスパーニュ  私たちの先祖は、アントル・ドゥ・メールの石灰岩石から自然に出来た洞窟に住んでいたようです。

この石灰岩の恵みがワインに独特な味わいを与えています。

ビファス(Biface)とは、フランス語でその当時使われていた尖頭器のことで、現代で言えば包丁のようなもの。

日常生活に欠かせないものでした。

昔重宝されていたものが、今はワイン造りに欠かせないテロワールのひとつになっている、今も昔も時空を超えて私たちの生活を豊かにする、そう考えると不思議なものです。

 Chateau Mont Perat シャトー モン・ペラ デスパーニュ家  Ch.モンペラを所有するデスパーニュ家は200年以上もアントル・ドゥ・メール地方でボルドーのワインに携わってきました。

1998年に現当主ティボーと父ジャン・ルイ・デスパーニュがこの畑を購入し、畑のポテンシャルを直感で感じ取ったティボーが全財産を投じて畑の整理、醸造所の整備を行いCh.モンペラの歴史は新たに始まります。

天才醸造家ミシェル・ロランを中心に、3人の醸造学者と1人の農業エンジニアを加えた5人のチームで最高のワイン造りを目指し、近年では、ラフィット、シャトー・マルゴーよりも高い評価を受け、国内外のワインコンクールの数々の賞を獲得。

さらには、数々の有名評論家からも絶賛されるワインとなりました。

ロバート・パーカーは『まだ名前の知られていない、最高のボルドーワイン!』、マスター・オブ・ワインのジャンシス・ロビンソンは『カルフォルニアや、その他の地域のカベルネと比較すると、このワインは全く素晴らしいワインで、その質と繊細さは他の全てのワインを圧倒している。

必ず手に入れたいワインのうちの一つである!』と絶賛。

また日本でも、週刊モーニングで連載中の人気ワイン漫画『神の雫』に登場。

作品の中で主人公が初めて飲んだワインでもあります。

作中ではオーパス・ワンとの比較試飲にて、シャトー・モンペラの2001がオーパス・ワンよりも勝っている様に描かれており、これがきっかけで日本市場では一時入手困難なワインとなりました。

モンペラの畑  畑は南もしくは南西向きの4つの丘に位置します。

購入後ティボーは、20年を目処にした大規模な土壌の調査を行います。

まず畑全体に深さ80cm程度の穴を掘り、土壌を調査します。

その数なんと1000個。

その中から最もポテンシャルの高い結果が出た50個の穴を、更に3mまで掘りさらに深い層まで調査しました。

また、モンペラの畑は海抜110m~72mと起伏が激しく、雨が降ると下の畑に貯まってしまいます。

そこで畑に排水口を設置することで、水分量をコントロールし、葡萄が希釈すること無く、毎年安定したクオリティで葡萄を栽培できます。

栽培に関しては基本二人一組で各区画を担当。

早朝5:45~15:00までの一日仕事を、一貫して収穫まで行います。

これにより労働者が畑に愛着を持ち、モチベーションも上がるので、結果いい葡萄が育つようになるとのこと。

モンペラの畑は大きく分けて標高順に上から砂質、砂礫・石灰質、粘土質と分かれています。

レザマン・ドゥ・モンペラ・ブランに使われるソーヴィニヨン・ブランは例外的に標高の高い所に位置する粘土石灰質の畑から生まれます。

ソーヴィニヨン・ブランが好む粘土石灰質の土壌に加え、比較的標高が高いので気温が上がりすぎずアロマティックな葡萄ができます。

また、モンペラの畑の中に「シャペル」と呼ばれ、古くは自然の神に祈りを捧げる神聖な場所として扱われてきた区画があり、この畑のポテンシャルが一番高いといいます。

丘の斜面に位置し、崩れた斜面からは、ティボーがこの畑の特徴と語る「青い粘土質」が見えます。

レザマン・ドゥ・モンペラ・ルージュ”コート・ド・ボルドー”の葡萄はシャペルの区画を中心に、モンペラの畑に点在する青い粘土質土壌より生まれます。

栽培にも特別な手入れが行われています。

畑の水分のバランスを保つ為と、畑仕事中にクッションの役割も果たす雑草を生やし、手作業による葉の選定、房に色がつく前と後の摘房。

収穫量は1本の木から6房前後に限定し、完熟してから手作業での収穫など、ティボーの毎年良いワインを造っていきたいという強い向上心が伺えます。

また、モンペラの畑では、人口の湖を2ヶ所作る他、植樹なども積極的に行っております。

これは、畑の生態系をより自然に近づけるためで、最近では、畑で色々な生き物を見ることが多くなったと言います。

デスパーニュでの環境に対する取り組みはこれだけに留まらず、畑やワイナリーで出た排水を一度濾過し、綺麗にしてから排出しています。

醸造特記事項  モンぺラではタンクに葡萄を運び入れる際、この醸造所のために特別考案したキャスター付きのコマのような容器を用います。

この容器に入れられた葡萄は、振動に揺られる事なくタンクの上まで運ばれ、下の部分が開くことによりほとんど無傷のまま発酵タンクの中に収まります。

まだ広く知られていないこの方法が、安定した風味としなやかなタンニンの実現に一役買っています。

また、赤ワインの熟成中には、オクソライン社のラックを使用しております。

このラックは、ローラーの付いたラックに樽をセットし、定期的に回転させることで、器具を使わず衛生的で効率的にバトナージュをすることができます。

こういった最新器具を使い、効率的な作業を行うことで、人件費などのコストを削減しながらも、安定したクオリティのワインを生み出し続けることが出来るのです。

こういった改革を行い、今日のモンペラの礎を築いてきました。

現在、畑の総面積は120ha、社員数は45名と大きなワイナリーに成長しました。

 ちなみに……約15年前に購入したシャトーですが、現在でもシャトーの中は、壁を取り払った跡が残っているなど、リフォームはあまり進んでいません。

これは、住まいより優先して畑とセラーへの投資を行っている為で、こういった所からもデスパーニュのワイン造りに掛ける情熱が垣間見えます。

※掲載画像はイメージです。

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メーカー希望小売価格はメーカーサイトに基づいて掲載しています。

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